第１ピリオド、石塚雄大(医1)がセンターボールを取りゲームが開始される。セットオフェンスを決め切ることができず相手のカウンターを決められてしまい先制点を許す。その後も相手の猛烈なディフェンスに翻弄され、うまく攻めることができないまま0-5となる展開に。この悪い流れを断ち切るように片山太治朗(環3)が退水オフェンスで正確なシュートを放ち得点。そのままラリーを制し鈴木一誠(経3)が豪快なシュートでゴールネットを揺らし、2-5で第一ピリオドを終了する。

第2ピリオド、慶應のセットオフェンスから始まったこのピリオドは、片山のフリースローの得点から始める。流れを引き寄せた慶應は堀孝多(経3)が冷静に得点を決め連続点を獲得。その後も國澤秀太（法政1）が退水を誘発、シュートも決めこのピリオドを0-3に持っていくことに成功する。しかし相手エースの豪快な回し込みを止めることができず、ペナルティを誘発され得点を許してしまうが、片山も意地を見せフリースローで得点。次いで再度片山が華麗なループを決めるものの、最後に相手に二点取り返され7-8でこのピリオドを終了する。

第3ピリオド、相手にラリーの末先制点を許し、流れを持っていかれ2連続失点をしてしまう。しかし片山のフリースローが炸裂、今試合5得点目を獲得する。その後も慶應の得意な形で石塚のシュートがゴールネットを揺らし得点。激しい攻防が続き、退水が両チームで連発するも、慶應の退水からの相手のタイムアウトで失点。そのまま連続で相手フローターから点を取られ2連続失点をしてしまう展開にもつれ込む。そのままの点差のまま、9-12でこのピリオドを終了する。

第4ピリオド、相手のセンターボールを取られそのセットオフェンスでループを決められ失点。その悪い流れを断ち切ることができずに相手フローターに点を決められ2連続失点を許す。長いラリーの末、國澤の回し込みから退水を誘発、そのチャンスを石塚が決め切り一点返すことに成功する。その後片山がペナルティーシュートを誘発、落ち着いたシュートで沈め今試合6点目の得点を獲得し同点に持ち込む。しかしその後相手左サイドのシュートが炸裂し失点するも、片山が得意のフリースローを決め切りサイド同点に。最後に相手フローターの回し込みを止めることができず失点。ピリオド3-4、計12-16で試合を終了する。