第１ピリオド、早稲田大学のセンターボールで始まる。早稲田の攻撃に耐え、チャンスをうかがう慶應、そこにトップ抜けのチャンスが訪れる。片山（環３）がこのチャンスを見事に制し、先制点を獲得する。その後、再び片山が得点し、２点差に。さらに続けて鈴木（経３）が退水セットから得点した。しかし、その直後１点を返されると、続けて上から打たれて２連続得点を許す。そして迎えた試合終盤。このまま１点勝ちでピリオドを終了できると思った矢先、残り時間２秒のところで早稲田のミドルシュートが炸裂し、3－３の同点でこのピリオドを終える。

第2ピリオド、早稲田の攻撃から始まった。慶應はなかなかチャンスをものにできず、両者ともに得点のない状態が続いていた。しかし、その均衡を打ち破ったのは、相手の退水を誘発し、アーリーで得点を決めた小林（法法３）である。負けられない早稲田はその直後、フリースローシュートを決め、またも同点に追いつかれる。その後も早稲田の激しい攻撃が続くも、下田（経３）のナイスセーブで守り抜いた。しかし、早稲田に得点を許し、逆転されてしまう。流れに乗った早稲田はさらに得点を重ね、3点まで点差が広がった。これ以上の得点は許したくない慶應であったが、その思いもむなしく残り時間26秒のところでループシュートを決められ、4点差にまで広げられてしまった。しかし、その直後、片山がフリースローシュートを決め1点を返し、5－8でこのピリオドを終える。

第３ピリオド、3点ビハインドの状態で慶應の攻撃から始まる。鈴木が上からのシュートで先制点を挙げたのを皮切りに、片山、堀（経３）のハーフからのシュート、石塚（医１）の相手のハンドアップを抜くシュート、鈴木の2連続得点と続き、一気に6連続得点を挙げ、3点負けの状態から3点勝ちへと逆転に成功した。その後早稲田に1点を返されるも依然として慶應がリードする展開。そして、片山がペナルティシュートを決め切り、最後は4枚のハンドアップで早稲田のフリースローシュートを守り抜き、12－9でこのピリオドを終える。

第4ピリオド、慶應の攻撃から始まるも、早稲田に先制点を許してしまう。しかし、その直後片山がフリースローシュートを決め切り慶應が3点リード。その後早稲田に1点を献上するも、依然慶應は2点リード。しかし、早稲田と慶應の選手が強く接触し、早稲田の当該選手は退場になり、早稲田はフィールダーが1人少ない、6－5の状態で戦うことになった。堀がペナルティシュートを決め4点差に。その後國澤（法政１）、山下（法政１）と続けて得点。早稲田にペナルティシュートを決められるも、堀、田中（法法２）と続けて得点。試合終盤、早稲田に得点を決められるも慶應が5点リードのまま18－13でこの試合を終える。