第1ピリオド、センターボールを堀孝多(経3) が取り慶應の攻撃から始まる。なかなか攻めきれず先制点を許してしまうものの、錦戸公大（経4）のシュートが炸裂し同点に持ち込む。しかしその後相手から4点連続で得点を決められ、タイムアウトをとるが決めきれず、最後カウンターを受けてしまい失点。1-6で第一ピリオドを終了した。

第2ピリオドでは、第一ピリオドの流れを断ち切るように、春名慧（法法4）が好セーブを連発し、そこから出したカウンターを堀が決め切る。慶應のオフェンシブファールから1失点を許すも、ディフェンスが機能しセットオフェンスにて山田龍ノ介（総3）の鋭いシュートがゴールネットを揺らす。その後も慶應の得意な形でカウンターを出し、片山太治朗(環3)のペナルティー誘発から、名倉弦（商4）の安定したシュートで得点。波に乗った名倉が成蹊選手のパーソナルファールを誘発し得点。5-7で第二ピリオドを終了する。


第3ピリオドでは一進一退の攻防が白熱する展開となった。長いラリーの末相手のミドルシュートが入り先制点を許すが、セットオフェンスで山田の再度鋭いシュートがネットに突き刺さり得点。その後は相手が一点取るたびに、セットオフェンスで投入される山田のシュートセンスが爆発し、ピリオド3-3、合計8-10で最終ピリオドへ。


第4ピリオドでは、堀が本日4回目のセンターボールを取りセットオフェンスからスタート。開始早々錦戸のミドルシュートが炸裂し一点差に、次に片岡秀治(経3)が相手キーパーの脇を抜く冷静なシュートを決め、同点まで追いつく展開となる。しかし相手も負けじと2点取り返し、再度2点差に。その悪い流れを断ち切るように小林海渡（法法3）が力強いフローティングから得点をきめチームを盛り上げる。続けて相手の退水を片山が誘発、タイムアウトを取り得意な退水セットの形で片岡が得点をする。再度相手に点を取られるが、片山が執念のフリースローを決め同点でラスト41秒へ。しかし退水を誘発され、相手のタイムアウトの末退水ディフェンスを守りきれず一点取られ、13-14で試合を終える。