早慶対抗水上競技大会は、「競泳」・「水球」・「飛込」・「葉山」の早慶水泳部4部門が集結して熱き戦いを繰り広げ、2028年には100回目を迎える伝統ある定期戦である。記念すべき第1回大会は1927年(昭和2年)に開催され、塾水球部は2-0で勝利を収めた。その後戦争などの困難に阻まれながらも、「水球」への熱い思いがここまでの歴史を刻んできた。
近年では、第65回から早稲田に連敗を喫し、43勝50敗と負け越しに転じていた塾水球部だが、2020年に26年ぶりとなる勝利を手にし、昨年も18-10と大差をつけての勝利となった。記念すべき100回大会で勝敗イーブンとし、次の100年を勝ち越しでスタートとすべく、選手の熱い想いと観客の熱い声援で、近年の盛り上がりに更なる拍車がかかる。