新チーム初の因縁・早稲田との対戦は、本塾らしい攻撃を封じられながらも着実に得点を積み重ね、辛くも逃げ切って勝利。
打倒早稲田に燃える本塾であったが、交代のフィールダーがいない早稲田が展開した極端にディフェンシブな戦術に苦しめられた。第1ピリオドでは、パワープレーなどで前半に2得点を挙げるも、後半は思うように攻め切ることができず、同点に追いつかれてしまう。第2ピリオドも、残り3分を切るまでゴールネットを揺らすことができなかった。前半に大きくリードして後半を迎えるという理想のシナリオとは裏腹に、このピリオドも2得点にとどまってしまう。第三ピリオドに入っても、早稲田の粘り強いディフェンスを崩すことができなかった。得意のカウンター攻撃を封じられ、高橋慶伍(文3)の鋭いシュートもありながらも第3ピリオド終了時、6 - 3というロースコアで最終ピリオドを迎える。そして第4ピリオド。突如戦術を変更した早稲田に対応が遅れ、立て続けに3点を失う。その後は立て直すも、攻撃は2得点止まり。8 - 7の辛勝となり、早慶戦3連覇に向けて課題の残る試合となった。